2022年12月、とある車が納車されました。
フォルクスワーゲンから発売されたEV車、ID.4 Pro Launch Edition
ヨーロッパではすでに販売されており、2021年にはワールドカーオブザイヤーを受賞しています。ローンチエディションは日本では数百台しか輸入されないとのことでしたが、見事抽選に当選し購入することができました。
2023年1月、驚きの出来事に遭遇しました。たった1ヶ月前に購入したばかりの新車が事故に遭い、実質的に廃車となってしまったのです。主に足回りに大きなダメージを負いフレームも歪み、修理費用の概算が300万円弱程度。修理期間も未定とのこと。
私に提示された選択肢は3つ
1.修理して乗る
2.別の車を購入する
3.同じものを買い直す
1.修理して乗る場合
一番に浮かんだ考えがこれでした。修理費は保険で賄うことができるとしても、修理期間が未定かつ修復歴のついた車両には不安が残る・・・。
2.別の車を購入する
実際にこれが現実的だろうとのことで複数の国産車ディーラーに足を運びました。しかし、半導体不足の影響による長納期や、即納できる車も好みでない。(わがまま)中古車は新車の長納期による影響で価格水準が全体的に高い。などの理由でなかなか決定には至らず。
安い買い物ではないので妥協はしたくありませんでしたが、車がないと生活できないので即納できる国産SUVに決まりかけていました。が、結果的には
3.同じものを買い直す
という結果になりました。この結果になった理由は、
性能・デザインに一目惚れしていたから
元々ローンチエディションの後に日本に入ってくるのは約1年後の予定だったのですが、即完売になった背景もあり早めに販売されることになったと。
再び同じディーラーに足を運び、同じ担当営業さんに相談したところ、いい話をいただきました。
・事故にあった車に関してはそれなりの価格で買い取っていただける
・再注文する車は大きな値引きをする
・納車までの代車も破格の値段で貸していただける
幸運なことに、同じ車を再度注文することができる機会が訪れたわけです。
新車を廃車寸前にしたことで意気消沈していた私ですが、注文書にハンコを押したことで複雑ながらも同じ車を再び手に入れることができる喜びと興奮で胸がいっぱいに。
2023年6月現在、納車を待っている最中。
先日、生産完了され船で運ばれていると報告を受けたところです。
納車まで1ヶ月程度、楽しみでなりません。