物価や税金がぐんぐん上昇しているのに収入が上がらないという話をよく耳にします。なんなら私も痛感しています。選挙に行って増税しない政治家に投票したり、節税するなど対策はあるものの即効性はないし限界もある。
じゃあ収入を上げれば良いんだ!って安易に思いつきますが、みなさんならどの様に収入をあげますか?方法はいくつかあると思いますが、その中でも私が経験した転職と副業についてのメリット・デメリットを紹介しますね。
前提として、私は看護師になって2年目くらいに副業を始めて、個人事業主として月数万円稼いでいました。看護師と個人事業主の二足の草鞋で生活していたわけですが、もっと稼ぎたいなーって思った時に看護師の収入が飛躍することはまずないということに気付き、一般企業への転職も経験しています。紆余曲折ありまた看護師をしておりますがその話はまた別の記事で(笑)
転職の場合
転職のメリット
・給料が上がる
今の職場の給料が不満で転職をするのであれば、転職先で一番気にするのが給料だと思います。そうなると今より高いところを必然的に選ぶと思うので、ほぼ確実に給料は上がるのではないでしょうか。ベースの給料があまり変わらなくても、家賃補助が多めに出るなどの福利厚生が充実していて実質的に収入が上がる職場を吟味することができるのは良いところ。
・環境が一変する
転職すると、1日の内3分の1を過ごす場が変化することになります。物理的な環境や人間関係だけでなく、業種までも変えると仕事内容も全て変えることができるのでリセットして心機一転スタートを切ることができました。新しいことにチャレンジするのって不安もありますけど何よりワクワクしませんか?(笑)
転職のデメリット
・給料が下がる可能性がある
さっき真逆のこと言ってたやんけ!って思うかもしれないですが、求人に記載されているのは理論上の金額で、悲しいことにいざ入社してみるとそんなにもらえない…って話たまに聞きます。
対策としては内定をもらった時に、どれくらいの給料を貰えるのか確認しておくことですね。できれば書面とか文書に残る形で貰っておきましょう。「話が違う!」ってなった時にそれをもとに戦うか、そもそもそんな企業、内定自体しましょう。
・転職先が良い環境とは限らない
正直入ってみないと分からない部分はあります。私も一般企業から看護師に戻った時に、「人間関係も良さそうで良い環境だな〜」なんて思って入職を決めてたらそこには地獄が広がっていました(笑)
これの対策としては、”そこで働く人・働いていた人の声を聞く”こと。狭い業界じゃないと難しかったりますが、今はそこに勤める人(勤めていた人)の評価を見ることができるサービスもあります。有名どころだとオープンワークがおすすめです。【https://www.vorkers.com/】使えるものは使いましょう!
副業の場合
副業のメリット
・転職することなく追加の収入を得られる
転職のデメリットで書きましたが、本業である職種を変えるのはそれなりのリスクがありますよね。今の職がに落ち着いていて、体力的に余裕があるなら副業を始めてみるのがいいかも。※アルバイトなどは本業の会社にバレやすいので注意が必要です。
副業のデメリット
・体力と時間が必要
やはり本業があるからこそ副業と呼ばれるわけなので、両立するには体力は必要かと。最初の方は時間に対しての報酬が割に合わないなんてこともザラです。自分にとっての副業は誰かにとっては本業だったりするので、それなりに頑張らないとお金にはなりません。
趣味の延長とか、何かのついでとかでできる副業があれば今すぐにでも挑戦してみることをお勧めします。
・確定申告が必要
”稼いだ額が20万円以下なら確定申告は不要”とか目にしたことがありますが、それは所得税に限った話。住民税に関しては20万円ルールのような特例措置ないので別に申告しなくてはなりません。
となれば最初から確定申告をしておきましょう(笑)個人事業主になって必要な届をすると控除を受けることもできるのでしっかり活用して節税していきましょう。
総括すると、転職にも副業にもメリット・デメリットがあります。私としては本業の不満点が給与面ならまずは副業をおすすめします。なによりリスクが低いので。いろいろ副業してみるとそれが本業になるっていう事例もたくさんあるみたいですし。
今の本業に給料以外の不満点がたくさんある人はまず転職をした方がいいでしょう(笑)長い人生で嫌な時間を選んで過ごす必要はないです。たまにはその環境から逃げることってすごく大切です。
私は転職するにあたって何個か転職エージェントも利用させてもらったので、それについての記事も今後書いていけたらと思っています。もちろん、副業についても!