夏目漱石が生んだ告白の言葉をご存知でしょうか。
「月が綺麗ですね」というやつ。この言葉が告白の言葉と言われるようになったのは、夏目漱石が英語教師をしていたとき、生徒が「I love you」を「我、君を愛す」と直訳した際に「日本でそのような言葉は使わない。『月が綺麗ですね』と訳しておきなさい」と言ったことがきっかけとされているそうです。
その言葉を知った時、「なんだか粋だなあ」と思っていた私ですが、「その綺麗な月が自分のものだったらもっとかっこいい告白ができるな〜」って思っていた高校生時代。どうやらそれが今実現できそうです。
というのも、今は月の土地を購入できる時代らしいです。みなさんご存知でしたか?私は最近まで知らなくて、購入することができるというのをしょこたんのYouTubeで知りました。その動画がこちら。
youtu.be
この動画をみて、月って案外簡単に買えるんだなーっていう印象を受けました。
そもそも月の土地って?
月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。
引用元:月の土地って?|ルナエンバシージャパン
月の買い方
www.lunarembassy.jp
月の土地を販売する唯一の会社、ルナエンバシー社の公式サイトから購入することができるそうです。
月の値段
月の土地の値段は1エーカー(約1200坪)あたり2700円です。この1200坪っていうのは大体サッカーコート1面分らしい。坪単価にすると2.25円なのでめちゃくちゃ安い。めちゃくちゃ長い目で見て、投資目的で購入するのもありってくらい。これであなたも不動産投資家です。
「月が綺麗ですね」に変わる言葉
冒頭にも書いた通り高校時代の私は「その綺麗な月が自分のものだったらもっとかっこいい告白ができるな〜」なんておバカなことを考えていました。その時に考えていた「月が綺麗ですね」に変わる言葉は 「あの月のあの辺、僕のだよ」でした。なんでこんなことを鮮明に覚えているかはわかりませんが、こんなしょーもないことで友人と爆笑していた記憶が蘇るとともに、10年近く経過した今、恥ずかしい気持ちになっています。(笑)
月を買うことは自己投資である(暴論)
周りの人を思い浮かべてください。きっと月の土地を所有している人なんかいません。ということは土地を購入した自分は圧倒的な少数派になることができます。それはきっと自信につながるのではないでしょうか。
例えば、前述した「月が綺麗ですね」に変わる言葉で告白して振られても、「まあ自分月持ってるし」っていうマインドを作り上げることができますね。嫌な上司に怒られても、「月の土地を持ってない人が怒ってる」とか、それはもう月の土地を所有することは何にも変えることができない優位性だと思います。それほど優位な立場にあると錯覚すれば日常生活は鋼のメンタルで過ごすことができるのはないでしょうか?(笑)