話題のサラダ

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口臭から解放される!訪問看護師の口臭予防術5つを大公開

 新型コロナが5類に移行してからマスクを外して過ごす方が増えたのではないでしょうか。訪問看護師の私はというと、利用者さんと関わるときは着用してそれ以外の時は外して過ごしています。付けっぱなしは暑すぎる…
 マスクを外すとこれまでより気を付けないといけないのが口臭。どんなイケメンでもどんな美女でも口がめっちゃ臭かったらやはり印象は良くないですよね(笑)余談ですが、「看護師の口が臭いから」という理由で担当を外されたっていうエピソードを聞いたことがあります。センシティブなことですので本人にどう伝えられたかまではわかりませんが、それくらい人を不快にする力が口臭にはあるということです。
 口臭とはやっかいなもので、自覚しにくいだけでなくセンシティブだからこそ他人に指摘されにくいので適切に予防しておくことが大切です。今回は私が普段している口臭ケアを5つと、使用している商品をお伝えしますね。

目次

歯磨き

 当たり前のことですが、歯磨きは大切です。毎食後にした方が良さげな感じはしますが、やりすぎは逆効果だそうです。不要な細菌だけでなく、必要な細菌も洗い流してしまうんですね。なので歯磨きは1日2〜3回程度にしておきましょう。特に起床後と就寝前の歯磨きは大切に!

注意点

 やみくもに歯磨きをしていると歯茎に圧力がかかりすぎて炎症を起こしたり、出血の原因にもなります。私は歯磨きのしすぎとブラッシング圧の強すぎで知覚過敏になってしまいました。

【私が使っているもの】

 先ほどにも書きましたが、知覚過敏になったのでシュミテクトが手放せません。シュミテクト大好き。

  • シュミテクトコンプリートワンEX


フロス

 歯ブラシで届きにくい歯と歯の間の隙間や歯茎の周りをクリーニングするの必須で、歯間に蓄積した食物のカスや歯垢を取り除けます。歯ブラシだけの場合と、歯ブラシとフロスを併用する場合で歯垢の除去率が30%ほど変わります。歯磨き前にフロスをすることで結構香ばしかったりします(笑)

【私が使っているもの】

 とくにこだわりなく使用しているのですが、糸巻きタイプホルダータイプがあります。私の場合、歯医者さんから糸巻きタイプを勧められて使ってみたのですが上手にできず、ホルダータイプを使用しています。

舌磨き

 歯だけ磨いて終わりではもったいないです。1日1回は舌磨きをすることをおすすめします。舌にが白い人を見かけることがあると思うのですが、あれは舌苔(ぜったい)というものの場合が多いです。”舌磨きは良くない”っていう考えもあるみたいですが、舌が白い人の口臭が気になる率、高いです。(私調べ)

舌苔ができる原因

 主に唾液が少なかったり口腔環境が悪かったりすることだそうです。これまたやっかいなのが、うがいで落とすことができないことなんです。舌に乗っかっているだけにみえて結構しぶといので専用のクリーナーを使うのをおすすめします。

注意点

 歯磨きと一緒でやりすぎると逆効果であること。やりすぎると舌の表面を傷つけてしまい、細菌が繁殖しやすい環境になるからです。イメージとしては舌ブラシにクリーナーをつけて馴染ませて、あとはブラシの重さだけでクリーニングすると舌に優しいです。

【私が使っているもの】

 独特のにおいもなく、しっかり汚れも取れます。他のものを使ったことがないですが、今後もこれを使い続ける予定です。

  • NONIO 舌クリーナー
  • NONIO 舌専用クリーニングジェル


マウスウォッシュ

 口臭ケアにマウスウォッシュを使用されている方も多いのではないでしょうか?最近は口の中のタンパク質を固めて洗い流すことができるものもあるみたいで、視覚的にも汚れが取れてみえるものもあるそうですね。

注意点

 マウスウォッシュは口臭に対して効果的ですが、アルコール成分が入っているものもあります。これが人によってはピリピリ刺激に感じることがあります。これが苦手な人はアルコールが入っていないものを選びましょう。
 口臭に対してすごく効果的ですが、その効果は一時的です。根本的な改善になるものではないので頼りすぎないようにしましょう。

【私が使っているもの】

 定期的に通っている歯医者さんでおすすめされたのをきっかけに使い始めました。口臭ケアだけでなく、虫歯や歯周病予防もできるのが◎
 基本的に朝の歯磨きの後と、夜の歯磨きの後に使用しています。希釈するタイプなのでコップがないと使用できないのは不便ですが、一度買えば結構長持ちするのでコスパも◎

  • コンクールF


唾液の分泌を促す

唾液の役割

  1. 口腔内の細菌を洗い流す
  2. 細菌の増殖を抑制する
  3. 食べかすや汚れを落とす
  4. 歯や歯茎を保護する
  5. 口腔内の乾燥を防ぐ

 口臭に関係するものだけでもこれだけの働きで口腔内の清潔を保ち、細菌の繁殖を抑制します。また、唾液には口腔内の粘膜を保護する働きもあります。口腔内が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなるため、口臭が強くなりやすくなります。唾液をこまめに分泌することで、口腔内の粘膜を潤し、口臭を予防することができます。

唾液の分泌を促すには

  1. よく噛んで食べる
  2. 水分をこまめに摂る
  3. 酸っぱいものを想像する
  4. 唾液腺のマッサージをする

 どれも簡単にできるものばかりなので試してみてください。

まとめ

 新型コロナでのでマスク生活が終わりになりつつありますが、マスクを外すと気になるのが口臭です。今回は訪問看護師の私が日々実践している口臭予防をご紹介しました。
 口臭は他人に不快感を与えることがあるため、予防が大切です。今回紹介したのは私が実践しているものですが、割と一般的で効果的なのではないかと思っています。読んでくださったあなたはどんな口臭対策をされてますか?おすすめがあったらぜひ教えてください!